【種類別】虫刺されの症状がひどくなる前の対処方法
虫刺されは、虫の種類によってその症状は様々です。そのため、どの虫に刺されたらどんな対処をするべきかを把握しておかなければなりません。
刺された虫の種類によって、どんな対処をしていけば良いのでしょうか?
虫刺されは痒みの種類で対処法を変えよう
虫刺されの中で代表的なのは、蚊などによって出てくる「痒み」という症状でしょう。痒みを伴う虫には色々と種類がありますが、それによって対処が変わるという訳でもありません。
痒みにおける対処は、「患部を刺激しない」という方法です。患部を刺激すると、傷口が悪化して炎症が拡大してしまいますし、かけば余計に痒くなってしまうので刺激しないのが一番です。
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大人になればある程度の痒みは我慢できますが、子供はそうはいきません。子供はちょっとでも痒かったり痛いと気になってしまうので、すぐに触れてしまうので中々治りません。
虫刺されを発見したら、すぐに冷却するようにしましょう。石鹸で患部を洗って水で流すという方法でも痒みを軽減することが可能です。
ブヨに刺された場合
虫刺されの症状としてよく登場する「腫れ」は、色々な種類の虫刺されにおいて発症が確認されています。その中でも患部を大きく腫れさせてくるのが「ブヨ」と呼ばれる小さな虫です。
ブヨは草むらや、キレイな水の周辺などの多く生息しています。川べりにおけるバーベキューや釣りをしていると刺されることが多いと言われています。
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ブヨに刺されると、激しい痒みと大きな腫れが特徴となります。この腫れは1週間ほど、長くて数週間に渡って続くので明らかに蚊などとは違う虫だということが分かります。
気になって皮膚科を受診する人も多いようですので、それだけ異変を感じてしまうものです。刺す虫の種類によって、腫れの症状は大きく変わってきます。
ハチに刺された場合
虫刺されの中でも特に気をつけたいのがハチです。他の種類の虫とは違い毒を持っているので、適切な処置をしなければ命を落とす危険性すらあるのですから、油断は出来ません。
ハチに1回刺されると、その毒に対して体は免疫を持ちます。その状態でまたハチに刺されると、免疫が過剰に反応してしまい、ショック症状になります。
この状態は毒をもつムカデなどでも起こると言われていますが、ハチのほうが毒性が強いのでショック症状には注意が必要です。ハチの種類の中でもスズメバチが一番強い毒を持っていますし、性格が凶暴なので人間にも容赦なく襲ってきます。
ハチに刺されたら、患部を絞って毒を搾り出してしっかりと水で冷やすなど、毒が回るのを遅らせてからすぐに病院へ行くようにしましょう。
虫刺されの対処方法は虫の種類によって変えよう
虫刺されは、虫の種類によって対処方法が異なります。蚊やノミやダニという普段から接しているような虫であれば対処方法は同じですし、もう慣れている人のほうが多いでしょう。
ところがブヨやハチとなると、痛みや痒み、腫れなどに驚くばかりか症状が長引くことも十分に考えられます。特にハチはショック症状を引き起こす可能性も捨て切れませんので、もし刺されたと判断できたら、すぐに病院に行くなどしましょう。
虫刺されと一言で表現しても、虫の種類によって症状は大きく異なります。まずは適切な対処を理解して、病院へ行くまでの応急処置の方法を知っておきましょう!
引き続き、「虫・寄生虫によるトラブル」を紹介していきます↓
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